3 月 10

ヂアタマ

いま、ビジネスに関する書籍(ビジネス本)が面白い。勝間和代氏の「収入が10倍になる~」など類書はAmazonで1、2位を獲得しているし、本のなかで紹介された本までもがベスト100以内に多数ランクインしている。

現在、細谷功氏の「地頭力を鍛える」を読んでいるが、細谷氏の頭脳明晰さにはハッとさせられる。息を呑むと言う感覚に相当する発見が度々ある。僕自身、「地頭」という言葉自体はこの本ではじめて知ったということではなくて、大学で友人(それも広告・コンサルタント業界志望の)に教えてもらったのだが、学力とは異なる、”素の賢さ”というふうになんとなく理解していた。しかし、この本は違う。地頭力を仮説思考、フレームワーク思考、抽象思考という三つの局面に分解し、それらを用いて、フェルミ推定という課題を解くにいたるプロセスを分析している。地頭という概念をはじめて明解に書き下した本ということができるかもしれない。

売れている本というのには、必ず理由があるもので、著者が賢い、編集が上手、出版社の売り込みがうまい、、等々が思い当たる。この「地頭力~」は、著者の賢さが特に光る本だと思った。