8 月 20

ACROSS THE UNIVERSE

17日の24時に南紀旅行から帰ってきました。
レポートはmixiのほうに書いたので、いずれ引用しようと思っています。
それにしても、のんびりいい旅行が出来ました。

東京に帰ってから、とても映画が見たくなり、有楽町シネカノンで、「アクロス・ザ・ユニバース」を見てきました。有楽町のビックカメラの8階にある映画館で、最初の回を一人で見てきました。若干ネタばれを含みます。

Official Site : Across The Universe

映画は、1960-1970年代のNYの若者たちの生活をミュージカル仕立てに描いたもので、主人公は、イギリスのリバプール出身のJUDEと、プリンストンに行っていたMAXと、その妹のLUCYとその仲間たち。映画の中には、The Beatlesの曲がちりばめられていて、登場人物や街中の見知らぬ人物が突如として歌いだします。JUDEとLUCYがいかにも名曲”Hey, Jude”と”Lucy In The Sky With The Diamonds”を髣髴させますが、やはり期待を裏切りませんでした。
The Beatlesの曲を一通り知っていないと、なかなか理解できない部分があり、厳しいのではないかと思いました。僕自身は、中二以来、The Beatlesをたしなんでいるので、とても楽しめました。The Beatlesの曲の一つ一つが、当時の米国の情勢を振り返ることで、みずみずしく甦った印象を受けました。声はThe Beatlesのオリジナルを使用していないところがまたとてもよく、心が揺さぶられました。

ストーリー自体は、けっこうありがちだったのですが、どのシーンでどの曲が出てくるのか、ビートルズファンとしては、とても楽しみでした。カウンターカルチャーや、サイケデリックな演出も良かったです。それと、JUDEのリバプール訛りとアーティスティクな絵画群。

僕が一番印象に残った場面は、簡単に説明すると、タイトルでもある”Across The Universe”と”Helter Skelter”の応酬のシーン。「宇宙を超越する」ことの描写が、Judeが地下鉄で移動しているシーンでした。けっこう、うーん、と考えさせられました。自分はじっと座席に座っているのに、車両は確実にレールを滑って前に向かっていく。これが、”Across The Universe”なんだなー、と。地下鉄に乗って都会の下に潜っている時っていうのは、ひょっとしたら、身近なのに不思議な体験なのかもしれません。”Nothing’s gonna change my world”のフレーズがすーっと心に滲みてきました。

登場人物で一番気に入ったのは、MAX。けっこう悲惨な役で、プリンストン大学を中退してNYへ行ったものの、徴兵されて、ベトナムに出兵することになります。その後は触れないでおくとして、ちょっとNirvanaのカート・コバーンみたいな風貌で、これも演出かなと思いました。

The Beatles好きは必見の映画です。ついでに、カウンターカルチャーに強く惹かれている人にも。あの世界観と色遣いはちょっと、、という人にはよくないかもしれません(笑)。すごく気に入ってしまって、オリジナルサウンドトラックと、もしかしたらDVDも買うと思います。

7 月 26

First day of my life

今日から夏休みに入りました。

It Must Be Summer - Fountains Of Wayne


Fountains Of Wayne Lyrics
It Must Be Summer Lyrics

高校・大学時代の友人たちが働き始めているなかで、こんなのんきなことを言っている場合ではないかもしれませんが、僕たちが小さかったころから、夏休みスイカ花火海水浴家族旅行夏祭り麦藁帽子!という言葉は、僕たちをとてもワクワクさせてくれる(最近使われる記述方式では、wktk)ものでした。

そもそもどうして、「夏休み」なんていう長期の休業期間があるのでしょうか。この国を含め、東アジアでは、「盆休み」の拡張したものと解釈すればよいのかもしれませんが、欧米でも、7月から9月頃まで、かなり長く休みをとっているところがあります。真夏日や猛暑日が一週間以上続く、気候がほぼ(亜)熱帯化したこの国では、国民の頭脳が暑さに負けて、正常に機能しにくくなるからかもしれませんね。

それでも、自分が高校3年生だったころは、毎日毎日6時間以上(ちょっと強気)、受験勉強に明け暮れたものです。こんなことをして何のためになるのか?なんて、自問自答をする余裕はあまりなかったと記憶しています。いま思えば、もっと思い切った行動をとっても良かったかな(たとえばアーティスト志望とか海外留学とか海外修行とか)と思ったりもします。

ちなみに、僕がこれまでに経験した、最も苦しかった思い出は、高校1年のときの、男子バスケットボール部の夏合宿です。“シャトルラン”という練習があるのですが、信じられないくらい、体育館の床の上を行ったり来たりして走り込んで、汗がものすごく出て、はげしい筋肉痛が出ました。当時は、これが無限に繰り返されるんじゃないかというほどでした。それはほとんど脅迫感に近いもので、練習が終わるたびに、「こんなにきついのが続くんだったら、もう部活をやめよう」と思っていました。結局、3年の6月に引退するまで執念で部活を続けたわけですが、最悪状態のピークは、合宿終了後に発症した、原因不明の肺炎でした。高熱が出て、1週間くらい部活の練習を休みました。しかも胸部CTをとってもらって見せてもらったところ、僕の心臓が異常に大きくなっていて(スポーツ心臓とよばれる)、ちょっとこれはまずいのでは、と自分でも思いました。これが僕が今までに経験したワースト記録です。そのときの部活の顧問のN先生は、いわゆる非常勤の先生で、大学院を出たばかりの新米の先生でした。N先生はすごく厳しい一方、とても思いやりがあるというか、若いだけあって生徒との距離が近く、部員からの信頼は絶大なものがありました。N先生は、僕たちが2年に上がる前に、ほかの高校に正式に教員として移ることになり、短い間ではありましたが、素晴らしい学校の先生として、僕の記憶の中に残っています。

というわけで、長々と思い出バナシを書いてしまったわけですが、念を押してもう一度言います。

僕たちの夏休みはまだ、はじまったばかりだ、と。

いろいろ計画を立てた/立て始めているわけですが、なにも印象に残らない夏休みにしてしまわないよう、そして、収拾がつかないくらい発散しすぎる夏休みにならないよう、重々気をつけたいと思います。

First Day Of My Life - Bright Eyes


- Bright Eyes Lyrics

7 月 17

Scientists, After All

科学者としての規範・倫理・正当性。研究者冥利に尽きる。人類共通の知的財産。真理の探究。科学技術立国。いろんな言葉が浮かぶけれど、つまるところ、科学者というのは何なのだろう。ここ数日、考えている。

自然科学=Natural Scienceの本質が、「いままで知られていなかったような知識を得ること」だとすれば、なにが、今まで知られていなかったことで、なにが、新しくわかったことなのか。知識とは何か。それによって、誰が利益を受けるのか。

自分は、科学者を目指していたときもあったけれど、いまはそんなに強くなりたいとは思わない。時期的には、相当遅い科学離れ。理科系の科目は嫌いではないけれど、よくよく考えてみれば、「思いきり考えること」や「頭をつかうこと」は、多かれ少なかれ、どんな系統の職業でもやることだ。科学者同士の閉鎖したコミュニティにいることはない。もっと、大きなスパンで物事を考えたくなった。

僕は考えることが好きだ。ずっと続けていても、たぶん飽きない。たまに、外を出歩きたくなることはあっても。

右脳も左脳もつかって、仮説思考もフレームワーク思考も抽象思考も、ロジカルシンキングもクリティカルシンキングも、なんでもかんでも取り入れて、思考し続けたいと思う。

Coldplay - The Scientist


- Coldplay Lyrics

Death Cab For Cutie - Prove My Hypothesis


- Death Cab For Cutie Lyrics

7 月 09

YOU REALLY GOT ME

最近読んでいる小説。前田司郎の『誰かが手を、握っているような気がしてならない

……
しかしわたしは神だ、神は死なない。結局どっちだ?うーん、しかしあれだ、なんだ、死があって初めて生きているよね、やっぱり。死がないんじゃ生の意味が変わってくるよね。人とかは、生といってもそれは死に続けることと同義であるから、生というのはそのまんま死であるといえるわけだけど、もし私が不死者であるなら、わたしにとっての生は、人の生とは全然違ってくる。純粋な生を生きているわけか私は。人の生は死でつくられたまがい物で、わたしの生は純粋な生。だけど、私も死ねるのだったら、結局、生というものは、死でできているのかなあ。
(中略)
わたしは全能であっても、言葉はそうではないのだ。あれ?ごめん、つまんなかった?
(『誰かが手を、握っているような気がしてならない』前田司郎)

いやー、面白い文体だなー。川上未映子に近いと思う。

The Kinks - You Really Got Me


Kinks Lyrics
You Really Got Me Lyrics

7 月 06

WITH A LITTLE HELP FROM MY FRIENDS

今日は、蒸し暑い一日でした。ブログのほうは、The Beatles三部作という気分。

自分の気質、性格にあまりひどく自分を釘づけにしてはいけない。われわれの根本の能力は、さまざまな習慣にたいして自分を適応させることができるということだ。どうしようもなくあるひとつの生き方に執着し、束縛されているのは、存在しているだけで、生きていることではない。もっともりっぱな魂というのは、もっとも多様さと柔軟さに富む魂なのだ。
(モンテーニュ、『エセー』Ⅲ-3 三つの交際について)

俗語に「つぶしがきく」という言葉がある。こだわりが強すぎてはいけない。何にでも通用する<汎用性>が大事なんだってことだろう。

わたしの運命が、わたしを、若いときから、ただひとつしかない完全無欠な友情へむかってわたしを仕込み、その味を覚えさせてしまって、本当のところ、ほかの友情にたいして少しばかり嫌気を起こさせ、そして、昔の人の言ったように、「友情は番(つがい)でいる動物で、群れになる動物ではない」ということを、考えのなかにしっかり刻みこんでしまった。
(モンテーニュ、『エセー』Ⅲ-3 三つの交際について)

うんうん。僕自身もどちらかというと、複数人で「群れる」ことは昔から避けてきたなあ。

本当の友情の場合には、わたしはその熟練者なのだが、わたしは、友だちをわたしのほうへ引っ張ってくるよりは、わたしを友達のほうへ持っていく。わたしは、彼がわたしによくしてくれるよりも、わたしが彼によくすることのほうを好むだけでなく、彼がわたしによりは彼自身によくすることを好む。彼が彼自身によくするときが、彼がわたしにもっともよくしてくれるときなのだ。もし、彼がその場にいないことが彼にとって楽しく有用だというならば、それは、わたしにとって、彼がその場にいるのよりももっとずっと甘美なのだ。それに、もしおたがいに消息を知らせあう手段がある場合、それは、本当にそこにいないことではない。
(モンテーニュ、『エセー』Ⅲ-9 むなしさについて)

抽象的すぎてわかりにくいけれど、言いたいことは何となく理解できる気がする。

The Beatles - With A Little Help From My Friends


- Beatles Lyrics

7 月 06

A DAY IN THE LIFE

モンテーニュを読み深めたい。そのために、解説を観る。

モンテーニュの思想と表現を把握するということは、われわれの経験の総量、われわれの手にしうるあらゆる手段、われわれにできるせいいっぱいの努力によって、それが存在する方角を「指向」して、それとのへだたりを確認することそれ自体である。思えば、他人の個人的体験であれ、文化であれ、すべてのものは、そのもの自体を所有するということは本来想定不可能で、受け取る人間のあり方にもとづいた、そのものへの指向と距離測定がおこなわれるだけでしかないものなのだった。
(中略)
それが、「古典」というものの力であり、運命でもあろう。過去に成立した世界像が、それを実現した人間の「責任」において果たされているとき、それは、歴史の中に生きるその人間の態度を、そのまま映し出す。そして、それが正しい像であるとき、われわれ後世の人間を、その展望の範囲のなかに、含みこんでいる。このふたつの条件を満たすものが、古典作品なのである。
それゆえ、そこには歴史の実体があり、人間の実質がある。後世の人間は、そこにたえずたちかえり、それらのものによって身を養う。そして、そこに、新しい時代の条件のなかに拡大されて理解しなおされるのに耐える、人間の本質についてのゆたかな考察を無限に発見しなおす。
(「モンテーニュの人と思想」荒木昭太郎)

自分について考察していたら、いつの間にか歴史に言及していたり、歴史を話していたら、いつの間にか自分自身の話題になっていたり、ということがある。歴史の実体と人間の実質。人間の歴史というのは、必ず、ひとりひとりの人間の眼を通してしか語ることができない。

それにしてもやはり、いいなあビートルズは。改めて聞くとすごさがわかる。

The Beatles - A Day In The Life


Beatles Lyrics
A Day In The Life Lyrics

7 月 06

IN MY LIFE

6月が終わっていたことに気がついたのは、7月に入って数日たってからだった気がする。

7月は、英語でJuly。Julyは、Gaius Julius Caesarが、この月の13日に生まれたことにちなんでいる。カエサル=Ceaserといえば、共和制ローマの独裁者。有名な言葉の数々。ウィキクオートより。

賽は投げられた。

Alea jacta est.

ブルートゥス、お前もか?

Et tu, Brute?

ちなみに、誕生石はルビー。僕の誕生月でもある。

366日・誕生花の辞典によれば、僕の誕生花は、二つあって、フウロソウ=風露草と、マツバボタン=松葉牡丹だった。マツバボタンは別名ヒデリグサ=日照り草ともいう。フウロソウの花言葉は、「変わらぬ信頼」。そして、マツバボタンの花言葉は、「可憐」。へぇ、知らなかった。

誕生花の辞典:7月27日の誕生花は「フウロソウ」
誕生花の辞典:7月27日の誕生花は「マツバボタン」

ルビーは、まだまだ身につけられそうにないけれど、花は覚えていてもいいかなと思った。母親の姉が、花屋を経営しているので、今度聴いてみよう。みなさんも、自分の誕生花が何か調べてみてくださいねっ!

YouTubeで、The Beatlesの”In My Life”を聴いた。The Beatlesを聴くといつも、通っていた中学校の校舎の床のつるつるした感じを思い出してしまう。おそらく、音楽的趣味がいい、放送委員会の選曲で、”Let It Be”が毎日のように、下校時になると流れていたからだと思う。

The Beatles - In My Life


Beatles Lyrics
In My Life Lyrics

6 月 10

個人と社会

insane

もっと、みんな、自分を尊重して、かつ、相手を大切に思うことが必要なんじゃないか。都会に人はあふれるほどいるけれど、たくさん人がいるからって、その名前を知らない人々のことを、無神経に不当に扱ったりするのはよくない。人間なんだから、感覚器官と、運動器官と、大脳皮質の、よりよい使い方を目指さなくては。脊髄反射に頼っていてはいけない。いいはずがない。ゲーテを引いてみる。

愚か者と賢い人は同様に害がない。半分愚かな者と半分賢い者とだけが、最も危険である。
(「親和力」第二部第五章から)

ひそかに清く自己を保持せよ。
自分の周りは荒れるにまかせよ。
君が人間であることをより多く感じれば感じるほど、
君は神々により多く似てくる。
(「温順なクセーニエン」第四集から)

必ずしも、絶対的なものではなくていいけれど、<何か>を信仰する心を身につけたいですね。
今日は、手短に。

Radiohead - I Am Citizen Insane

ついでに。

Royksopp - Remind me

The Faint - Agenda Suicide

6 月 07

旅について

普通に日常生活を送っていて、旅をしたくて仕方がないときと、旅はしなくていいや、と思うときとがある。

今の僕は、どちらかというと、前者の心境に当たる。考えているコースとしては、いろいろある。近くでは、葛飾・柴又の下町めぐり。東京の郊外を見に行くツアー。房総半島をぐるり一周。熊野・那智の森に入っていろいろ思いを巡らせてみたい。金沢21世紀美術館をみたい。博多方面にはまだ行ったことがないし、北海道もいいなあ。海外もいいなあ。

人が旅をするのは到着するためでなく、旅行するためである。
byゲーテ

私は旅行に出る理由を訊ねる人があると、いつもこう答えるようにしている。「私は、自分が何を避けようとするのかはよくわかるのだが、何を求めているのかはよくわからない」と。
byモンテーニュ

旅行は人間を謙虚にします。世の中で人間の占める立場が、いかにささやかなものであるかをつくづく悟らされるからです。
byフローベル

人は旅をして、ついに我が家へ戻る。人は生きて、ついには大地へ戻る。
byイギリスの諺

以上、世界傑作格言集より。

そういえば、「僕が旅に出る理由はだいたい百個くらいあって~」で始まる歌があったなあ、と思い、しらべてみました。その曲は、くるりの”ハイウェイ”という曲でした。この歌にすごく似ている英語の歌があるのですが、思い出せなくてもどかしい。

旅立とうとしているあなたへ。
Bon Voyage!!

5 月 31

音楽遍歴 - レディオヘッドを中心に

2008年5月28日、Radiohead初のベストアルバム”THE BEST OF”が日本先行発売されました!!収録されているのは、RadioheadがParlophoneと契約していたころのアルバム6枚から選曲されています。”Pablo Honey”に”the bends”に”OK COMPUTER”に”KID A”に”AMNESIAC”に”HAIL TO THE THIEF”!!本当に信じられません。発売されたのは、30曲入ったCD2枚組版と、17曲入ったCD1枚版と、DVD版です。DVDには、21曲分のPVが入っています。CD2枚組のうちの2枚目に、”Talk Show Host”と”True Love Waits”というアルバム未収録曲が入っているので、購入するしかありません。DVDも初回盤には特典が付いているそうです。アルバムのアートワークは、”OK COMPUTER”に入っていたリーフレットに描かれた絵が採用されています。よくよくみると、これまでの6枚のアートワークが繊維状に細くなって、左から右へと古い順に並んでいるのがわかります。詳しい情報は、こちらのサイトへ。

思えば、はじめてRadioheadを知ったのは、2001年の冬でした。そのとき僕は中学三年生で、高校の入試が控えていました。いまだにそれを覚えているのは、お年玉で買った初めての中古アルバムが、”OK COMPUTER”だったからです。僕の生涯のうち、通算で3枚目に購入したアルバムでした。1枚目と2枚目は、比較的時期が重なっていて、2000年の11月頃に買ったように記憶しています。ちなみに、記念すべき1枚目は、The Beatlesの”ONE”で、2枚目は、OFFSPRINGの”AMERICANA”でした。当時はメロコア・パンクが絶頂期を迎えていましたから。

僕が洋楽を聴き始めたころは、中学2年生から中学3年生にかけてでした。中学校の帰り道、島田図書館2FのCDコーナー(懐かしい!)によって、The Beatlesとか、QUEENとか、Aerosmithとか、MR. BIGとか、Bon Joviとか、「いかにも洋楽な」CDを借りて、家に持ち帰って、CDラジカセで聴いて、カセットテープに録音して、コレクションをつくっていました。MAXとかNOWというオムニバスCDもよく聴きました。

「いかにも洋楽な」CDを聴いていた期間が1年近くあり、さすがに飽きてきたころ、たまたま借りたRed Hot Chili Peppersの”Californication”にひどく感動し、最近の洋楽に興味をもちました。2000年11月に先ほど申しあげたThe Beatlesの”One”が発売されたので、藤枝駅前南口のCDショップ(新品&中古)で、そのCDを買いました。そのときに視聴したのが、OFFSPRINGの”CONSPIRASY OF ONE”でした。こうして、学校の帰り道に高頻度でCDショップに寄るという生活環がなりたっていったわけです。1960-1970年代のロック・バンドから聴き始めて、1990年代後半のメロコア・パンクに興味をもつ、というのは、僕と同世代の洋楽ファンなら、誰もが通過するコースなのではないでしょうか。

僕が”OK COMPUTER”を手にしたのは2001年の1月だったので、すでに4枚目のアルバム”KID A”は発売済みだったわけです。僕が高校1年生になり、2001年5月に5枚目の”Amnesiac”が発売されると、まずそれを先に購入して、そのあとで”KID A”を購入しました。5000円/月の小遣いのやりくりが大変だったので、”the bends”と”Pablo Honey”は中古の棚に赴いては、置いてあるかどうか探したものです。高校生のころは、片道1時間かけて学校に通ったもので、三年間、家から藤枝駅までの自転車15分、藤枝駅から清水駅までの電車35分、清水駅から高校までの自転車10分のコースを往ったり来たりしていました。電車に乗っているときは、吊革につかまったり、座席に座ったりして、MDプレイヤーに録音した音楽を聴いて、Z会の速読英単語を読んでいました。県下でも有数の進学校でしたから。僕が電車で聴いていた音楽の再生回数第一位が”OK COMPUTER”なのは間違いありません。”AIRBAG”のあのイントロを何度聞いたことでしょう。

In the next world war
In a jackknifed juggernaut
I am born again

In the neon sign
Scrolling up and down
I am born again

In an interstellar burst
I am back to save the universe

In a deep deep sleep of the innocent
I am born again

In a fast german car
I'm amazed that I survived
An airbag saved my life

In an interstellar burst
I am back to save the universe

In an interstellar burst
I am back to save the universe

(various moaning)
[AIRBAG - RADIOHEAD]

といっても、当時は、歌詞なんて覚えずになんとなく英語に聞こえるところだけ聴きとっていたわけですが。”OK CONPUTER”の5曲目と6曲目、”LET DOWN”と”KARMA POLICE”を聴いて、「なんて素晴らしいんだろう!」と素直に思っていたあのころ。”KID A”に関しては、何を言っているかさえわからず、意味不明でした。僕が高校三年生だった、2003年6月には、”Hail to the Thief”が発売されました。受験シーズンにさしかかっていたときのことなので、忙しさであまり記憶に残っていませんが、一つの嬉しい出来事でした。それから、僕は東京で生活するようになり、4年待って、2007年10月の”In Rainbows”のダウンロード配信がありました。その間、洋楽、とくにオルタナティブロックやテクノミュージックに特化していろいろな音楽を聴いてきたわけですが、持ち歩くmp3プレイヤーには、やっぱり、Radioheadが定番で入っていました。Radioheadは、妙にインテリっぽくて、考えていることや、やっていることが他のアーティストと一線を画しているんですよね。だから、これまで7年間あまり付き添ってきたわけです。「レディオヘッド愛」みたいな感じ。

ありがとう、レディオヘッド。ありがとう、トム・ヨーク。

この機会に、いままでRadioheadを知らなかった人も、どうか、Radioheadを好きになってくださいね!!