17日の24時に南紀旅行から帰ってきました。
レポートはmixiのほうに書いたので、いずれ引用しようと思っています。
それにしても、のんびりいい旅行が出来ました。
東京に帰ってから、とても映画が見たくなり、有楽町シネカノンで、「アクロス・ザ・ユニバース」を見てきました。有楽町のビックカメラの8階にある映画館で、最初の回を一人で見てきました。若干ネタばれを含みます。
Official Site : Across The Universe
映画は、1960-1970年代のNYの若者たちの生活をミュージカル仕立てに描いたもので、主人公は、イギリスのリバプール出身のJUDEと、プリンストンに行っていたMAXと、その妹のLUCYとその仲間たち。映画の中には、The Beatlesの曲がちりばめられていて、登場人物や街中の見知らぬ人物が突如として歌いだします。JUDEとLUCYがいかにも名曲”Hey, Jude”と”Lucy In The Sky With The Diamonds”を髣髴させますが、やはり期待を裏切りませんでした。
The Beatlesの曲を一通り知っていないと、なかなか理解できない部分があり、厳しいのではないかと思いました。僕自身は、中二以来、The Beatlesをたしなんでいるので、とても楽しめました。The Beatlesの曲の一つ一つが、当時の米国の情勢を振り返ることで、みずみずしく甦った印象を受けました。声はThe Beatlesのオリジナルを使用していないところがまたとてもよく、心が揺さぶられました。
ストーリー自体は、けっこうありがちだったのですが、どのシーンでどの曲が出てくるのか、ビートルズファンとしては、とても楽しみでした。カウンターカルチャーや、サイケデリックな演出も良かったです。それと、JUDEのリバプール訛りとアーティスティクな絵画群。
僕が一番印象に残った場面は、簡単に説明すると、タイトルでもある”Across The Universe”と”Helter Skelter”の応酬のシーン。「宇宙を超越する」ことの描写が、Judeが地下鉄で移動しているシーンでした。けっこう、うーん、と考えさせられました。自分はじっと座席に座っているのに、車両は確実にレールを滑って前に向かっていく。これが、”Across The Universe”なんだなー、と。地下鉄に乗って都会の下に潜っている時っていうのは、ひょっとしたら、身近なのに不思議な体験なのかもしれません。”Nothing’s gonna change my world”のフレーズがすーっと心に滲みてきました。
登場人物で一番気に入ったのは、MAX。けっこう悲惨な役で、プリンストン大学を中退してNYへ行ったものの、徴兵されて、ベトナムに出兵することになります。その後は触れないでおくとして、ちょっとNirvanaのカート・コバーンみたいな風貌で、これも演出かなと思いました。
The Beatles好きは必見の映画です。ついでに、カウンターカルチャーに強く惹かれている人にも。あの世界観と色遣いはちょっと、、という人にはよくないかもしれません(笑)。すごく気に入ってしまって、オリジナルサウンドトラックと、もしかしたらDVDも買うと思います。



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