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  • 日本の難点❷

    Posted on 7月 15th, 2009 Yohei No comments

    関東甲信地方は、昨日梅雨明けが発表されましたね。

    僕は割と気分が天候に左右されやすい質なので
    (ベースは安定していると思いますが)、うれしいです。

    だれでも、少なからず「気分」というのは、
    季節の移り変わりとか天候とか土地柄とかに
    影響を受けるのではないでしょうか。

    なんといっても、地上のエネルギーの根源は、ほとんどが
    常なる太陽の爆発によってもたらされているわけですからね。

    太陽といえば、7月22日午前の皆既日食たのしみですね!
    どこで見ようかなー。
    日本で見られる次の日食は2035年ですって!

    というわけで。昨日の続き。

    第三章の「自殺率は下げられないのか」。
    公衆衛生や高校の公民的な知識には、日本人の自殺要因として、
    経済問題と、鬱を含めた健康問題を教えているけれど、
    それは全くの短絡的思考である、と。

    従来は、「鬱に陥ったから経済的な要因程度で自殺の引き金が引かれてしまうのだ」
    「そもそも経済的な要因が鬱に陥るきっかけを与えてしまったのだ」というくらいの
    解釈だったのに対し、NPO法人のライフリンク
    (僕は姜尚中氏を通じて知った)のまとめた『自殺実態白書』によると
    自殺の要因は複合的で、孤独死の背景とよく似ていることがわかったそうです。

    僕自身、政府・行政機関が本気になって自殺を予防したいと思ったら、
    単にメンタルヘルス対策をとるだけでは足りないだろうと考えています。
    それだけで減るわけないです。

    どれだけ精神科医がいたとしても、一度心身に問題を抱えてしまったら
    既成事実が出来上がってしまって、「もう駄目だな」とか「終わったな」とか、
    周囲が当事者から離れてしまっていく。
    当事者は、自分がなりたくてなったわけではないのに、
    メランコリー親和性(まじめで几帳面)とか、そういう型に
    押しつけられてしまって、身動きできなくなる
    (最近の若い人には、社会適応できない→鬱っぽくなるという説明もされます)。
    そして、自殺が一つの選択肢のようなものに思えてくる。

    宮台氏は「社会的包摂性」のなさこそが問題であるという
    問題意識を示していますが、どれだけの人ができているでしょうか。
    そして、どのようにすれば社会的包摂が強化されるでしょうか。

    自分のことばかり気にしている大人にはなりたくないです。

    つづく。