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  • Live Like A Poet 5

    Posted on 9月 14th, 2008 Yohei No comments

    今回は、室生犀星を取り上げてみます。いま僕が住んでいるところとかなり近い、田端に住んでいた詩人です。

    雨の詩

    雨は愛のやうなものだ
    それがひもすがら降り注いでゐた
    人はこの雨を悲しさうに
    すこしばかりの青もの畑を
    次第に濡らしてゆくのを眺めてゐた
    雨はいつもありのままの姿と
    あれらの寂しい降りやうを
    そのまま人の心にうつしてゐた
    人人の優秀なたましひ等は
    悲しさうに少しつかれて
    いつまでも永い間うち沈んでゐた
    永い間雨をしみじみと眺めてゐた

    (『愛の詩集』、室生犀星)

    「雨」という対象からは、「慈悲深さ」が連想されますが、
    「雨」といっても、「豪雨」や「台風」や「ハリケーン」となると、話が違ってきます。

    水はわたしたちが生きるのに欠かせませんが、
    水が雨雲にのって、一挙にまとまって押し寄せてくると、
    わたしたちはただただ無力で何もすることができません。

    わたしたちはいまだに、この詩人が言うように、
    「永い間雨をしみじみと眺めて」いることしかできないんですね。
    気候変動=Climate Changeを体感している今日この頃です。

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