Inside and Outside. Light and Shadow. Seen and Unseen. Fiction and Fantasy. You and I…
RSS icon Email icon
  • ACROSS THE UNIVERSE

    Posted on 8月 20th, 2008 Yohei No comments

    17日の24時に南紀旅行から帰ってきました。
    レポートはmixiのほうに書いたので、いずれ引用しようと思っています。
    それにしても、のんびりいい旅行が出来ました。

    東京に帰ってから、とても映画が見たくなり、有楽町シネカノンで、「アクロス・ザ・ユニバース」を見てきました。有楽町のビックカメラの8階にある映画館で、最初の回を一人で見てきました。若干ネタばれを含みます。

    Official Site : Across The Universe

    映画は、1960-1970年代のNYの若者たちの生活をミュージカル仕立てに描いたもので、主人公は、イギリスのリバプール出身のJUDEと、プリンストンに行っていたMAXと、その妹のLUCYとその仲間たち。映画の中には、The Beatlesの曲がちりばめられていて、登場人物や街中の見知らぬ人物が突如として歌いだします。JUDEとLUCYがいかにも名曲”Hey, Jude”と”Lucy In The Sky With The Diamonds”を髣髴させますが、やはり期待を裏切りませんでした。
    The Beatlesの曲を一通り知っていないと、なかなか理解できない部分があり、厳しいのではないかと思いました。僕自身は、中二以来、The Beatlesをたしなんでいるので、とても楽しめました。The Beatlesの曲の一つ一つが、当時の米国の情勢を振り返ることで、みずみずしく甦った印象を受けました。声はThe Beatlesのオリジナルを使用していないところがまたとてもよく、心が揺さぶられました。

    ストーリー自体は、けっこうありがちだったのですが、どのシーンでどの曲が出てくるのか、ビートルズファンとしては、とても楽しみでした。カウンターカルチャーや、サイケデリックな演出も良かったです。それと、JUDEのリバプール訛りとアーティスティクな絵画群。

    僕が一番印象に残った場面は、簡単に説明すると、タイトルでもある”Across The Universe”と”Helter Skelter”の応酬のシーン。「宇宙を超越する」ことの描写が、Judeが地下鉄で移動しているシーンでした。けっこう、うーん、と考えさせられました。自分はじっと座席に座っているのに、車両は確実にレールを滑って前に向かっていく。これが、”Across The Universe”なんだなー、と。地下鉄に乗って都会の下に潜っている時っていうのは、ひょっとしたら、身近なのに不思議な体験なのかもしれません。”Nothing’s gonna change my world”のフレーズがすーっと心に滲みてきました。

    登場人物で一番気に入ったのは、MAX。けっこう悲惨な役で、プリンストン大学を中退してNYへ行ったものの、徴兵されて、ベトナムに出兵することになります。その後は触れないでおくとして、ちょっとNirvanaのカート・コバーンみたいな風貌で、これも演出かなと思いました。

    The Beatles好きは必見の映画です。ついでに、カウンターカルチャーに強く惹かれている人にも。あの世界観と色遣いはちょっと、、という人にはよくないかもしれません(笑)。すごく気に入ってしまって、オリジナルサウンドトラックと、もしかしたらDVDも買うと思います。

    Leave a reply