- 東芝、10年度に売上高10兆円・営業利益率5%目指す
- 東芝 投資家情報(IR)
次世代DVD規格をめぐる、Blu-ray DiscとHD-DVDの対決は、今年の2月19日に東芝がHD-DVD撤退を発表して、Sony/Panasonic/Sharp陣営の勝利で幕を閉じました。HD-DVDを早期撤退した東芝ですが、2010年度売上高10兆円を目標に、さまざまな手を仕掛けてくるみたいです。

東芝、Cell搭載テレビを09年秋に発売 「超解像」技術も積極展開 - ITmedia News via kwout
その一つが、PlayStation 3に積載されているCellプロセッサを搭載した、Cell搭載テレビ。 Cellプロセッサは、IBM/Sony/SCEIと東芝が共同で開発した半導体装置で、東芝はCell生産設備をSonyから買収していたんですね。なんだ、こちらではSonyと東芝の仲がいいじゃないか。お互いリスクをうまくヘッジしているんですね。
Cell搭載テレビの機能は、「オペラグラス機能」「マルチ同時録画・再生機能」「自動シーン検出」など。CellはIntelのCore 2 DuoやAMDのAthlon X2と同様、マルチコアCPUで、一つの汎用性コアプロセッサ(PPE)と八つの単純プロセッサコア(SPE)を組み合わせた合計九つのプロセッサコアから構成されます。つまり、かなりの高性能です。
東芝の武器は、超解像機能。何?聞いたことがない。低解像度の画像から高解像度の画像を生成する技術だそうです。Blu-ray(BD)をみるためには、BDに対応したドライブが必要。しかし、画質は、ディスプレイの性能に依存することがままあります。Cell搭載テレビは、現行のDVDなどのデジタルコンテンツ(画質は標準以下でもよい)を、テレビの側で高画質にしてしまうのです。
東芝の社長、西田厚聰氏のコメント。
西田社長は「HD DVD終息の1年前から(超解像技術を搭載する)半導体の開発を始めていた。今後も現行フォーマットでソフトが出続けるだろう。高い次世代機を買わなくても、新機能により相当いい画質で見られる」と話し、HD DVDで見込んでいた売上高のかなりの部分はカバーできるという見通しを示した。
東芝、10年度に売上高10兆円・営業利益率5%目指す - ITmedia News via kwout
どこかできいたのですが、Wikipediaにも書いてあるのですが、西田厚聰社長は、「超」が就くほどの変りものらしいです。日本に留学していたイラン人女性と結婚して、イランに渡り、イランで東芝の現地法人に就職。ヨーロッパ、アメリカ支店で働く。パソコン事業の創始に携わる。赤字だったパソコン事業をわずか1年で黒字に回復させる。2005年6月社長に就任。以来、積極的な設備投資(2006年度からの3年間で2兆4000億円)を打ち出す。すごすぎる。日本にもこんな経営者がいたんですね。ぜひ自伝を書いてもらいたいです。
ガンバレ、東芝!!(とくに株主ということではないけれど)



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