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  • 春と修羅

    Posted on 5月 5th, 2008 Yohei 2 comments

    以前、爆笑問題の太田光と、文化人類学者の中沢新一の「憲法九条を世界遺産に」という対談本を読んだのですが、憲法九条に関しては、それもそうだな、という印象をもった程度でした。しかし、本書を読んで最もよかったのは、宮沢賢治の思想を知ることができたこと。宮沢賢治は、日蓮宗の仏教徒ですが、その考え方がすごく宇宙的な印象を持ちました。

    わたくしといふ現象は
    假定された有機交流電燈の
    ひとつの青い照明です
    (あらゆる透明な幽霊の複合体)
    風景やみんなといっしょに
    せはしくせはしく明滅しながら
    いかにもたしかにともりつづける
    因果交流電燈の
    ひとつの青い照明です
    (ひかりはたもち、その電燈は失はれ)

    『春と修羅 序』(1922)より

    新たな時代は世界が一の意識になり生物と成る方向にある
    『農民芸術概論綱要』

    なんというか、これほどの言葉を残せたら、40歳になる前に夭逝してもいいんじゃないかと思う。

     

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    • [...] 青灯社という聞きなれない出版社が出した、入門・哲学者シリーズ。この本を選んだ理由は、まず、ニーチェの解説書をよんでみたかったから。次に、写真を見ていただければおわかりかと思いますが、装丁がカッコよかったから。そして、シリーズの1番目で、とっかかりがよかったから。青灯社というのは、宮沢賢治の『春と修羅』の序にでてくる、<青い照明>を意識しているのでしょう。 [...]

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